姫リンゴ、何とかわいらしい名前でしょう。 |
彼らはようやく、イエスが気をつけよと言われたのは、パン種のことではなくて、パリサイ人やサドカイ人たちの教えのことであることを悟った。(新約聖書 マタイ16:12)
世界をかき乱すものがこの世界にはいりこんできていました。あなたがたが幾分知っている、すべてこれらの恐ろしい戦争は、この世界にはいりこんできたこのかき乱そうとする影響の結果であります。この世には人間の性質を掻き立てる何かがあるのです。アルコールのように人々をお互いに対して戦わせるのです。それはこの世を不安定にするのです。人間の悪の性質をすべて興奮させるものを生み出します。それから再びこの世界にはいりこんできたこのものが結果として全く不自然な拡張、つまりにせの発展をもたらすのです。
(それは私たちが過去数年間見てきたことです。戦争の場合をとってみても、不自然なやり方でこの世界を発展させようとする試みであったのです。)
不自然な発展や拡張に結果するものはどんなものも悪です。使徒パウロは言いました。「私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりひとりに言いま
す。だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。いや、むしろ、神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。
」(訳注:ローマ12:3)私たちを不自然に大きくするのが悪魔です。それが個人の生活であれ、神様の働きと呼ばれるものであれ、本当の霊的尺度よりも大きくしようとし、本来の霊的水準よりも水増ししようとするものは悪いことです。それがパン種です。
(分離と破壊・分裂に結果するものはどんなものも悪です。分裂を言い訳しないようにしましょう。主の民の間にある分裂を好意的に見ないようにしましょう。もし分裂しているのが私たちのうちの二人だけであるなら、そのことの言い訳をしないようにしてこう言いましょう。「このことは間違っています。これは悪です。
あってはならないことです。私たちを分裂させる働きには何らかの悪が存在するのです」そしてそのことはちょうど二人の人々の間に本当であるなら、すべての主の民の間にあっても本当です。私たちは分裂を良いものとして見てはいけません。それらは悪いことです。そして私たちは神様が分裂に反対しておられることを知らねばなりません。神様は決してこのパン種の働きを許容されません。)
それでは事態を私たちの生まれながらの好みにすりよさせるパン種はどうなのですか。パウロはテモテに言いました。「人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め(る時代が来るからです)」(訳注:2テモテ
4:3)そしてパウロは彼らが真理の代わりに嘘を信じるようになると言い続けます。それはどうしてですか。これらの教師たちが生まれながらの人間の性質にすりよろうとするからです。これらの教師は悪を覆い隠すのです。まことに彼らは時々悪を善と呼ぶのです。人々は彼らが間違っていること、あのことこのことは神様に相反するということを自分たちに話す教師を好みません。彼らはパン種のあるパンを好みます、それは肉を喜ばせるからです。
イエス様は言われます。パン種は将来もあるでしょう、腐敗、汚染はいたるところにあるでしょう、と。しかし新約聖書の教えはこうなのです。きよく保ちなさい。あなたの着ているもの(訳注:イエス様のこと)は汚されていないことを知りなさい。この罪に満ちた世をその性質にはあずからない者として歩みなさい。
いたるところにパン種はありますが、あなたはパン種のないパンであるべきです。しかしこの世はあなたを好まないし、これからもパン種のないパンを好まないでしょう。パン種のないパンは肉を喜ばせません。しかし、純粋なパン(訳注:パン種のないパン)は神様に喜ばれるのです。
(今日の箇所は "That They May All Be One, Even As We Are One" - Meeting 30 の抜粋引用訳です。原文はhttp://www.austin-sparks.net/english/openwindows/003391.htmlです。マニラで1964年になされた42
本のメッセージはいずれも内容が濃く、私たちに理解しやすいように語られています。訳していて、今の時代をそのまま照射するものとして身の毛がよだつ思い
がします。預言の預言たるものの特質でしょう。なお聖書中に出て来るパン種を出エジプトからコリントの手紙に至るまで、そしてイエス様ご自身がパン種をど
のように扱われたか詳細に述べています。特にマタイ13:33が13章全体の中でどのような意味合いを持っているかが語られています。念のためスパークス
氏が尊敬するF.B.マイヤーのものも参照しましたが、同氏も中庸を守っていますが、スパークス氏のパン種に対する見方がそれほどとっぴでないことがわかります。)
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